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生き生き農業体験 “あおみっ子”スクール開校

  • こども農業体験スクール“あおみっ子”

2023/5/21

  • 田植えをする参加児童ら

JAあいち中央では2021年度から23年度までの3カ年、第5期JAあいち中央食農教育プランを策定し活動を進めています。

JAでは、農業の振興により地域に安全・安心な食を提供するとともに、食農教育活動を展開していくことを目的とした同プランに基づき、「未来を支える子ども、未来につなぐ食料、農業」を活動の基本テーマに掲げ、農業体験学習や学校での食農教育、地産地消と学校給食、食文化の継承、都市と農村の交流、イベント等での情報発信などに取り組んでいます。

5月21日には、安城市赤松町のJAあいち中央総合センター内生活館で「こども農業体験スクール“あおみっ子”」開校式を開きました。児童37人と「サポーター」7人、さらにその家族らが出席しました。

スクールには、JA管内の小学3~6年生38人が参加します。スクール修了生で当時の農業体験を活かし事務局の補助として、「サポーター」8人も参加。5月から12月までに5回のカリキュラムで実施され、稲づくりや田んぼの生き物調査、エダマメとラッカセイの栽培、夏休み課外活動、しめ縄飾りと寄せ植え作りなどといった農業体験を通じて子どもたちに「いのち・農業・食べ物・健康の大切さ」「ふるさとに対する誇り」「JAの仕事と役割」を伝え、地域農業の大切さや、JAに親しみを持ってもらうことを目的に開かれます。

開校式では、JAの組合長でスクールの石川克則校長が「スクールでの体験を通して、農業と食の大切さを感じてもらいたい。地域の生産者など多くの人の協力で開催できている。12月まで5回に渡って行うので、ぜひ全て参加ください」とあいさつしました。式後は、アウトドアタレントの鉄崎幹人さんから「農業と自然」を学び、足袋を履いて水田に入り田植えを体験しました。

参加した児童は「田んぼの中はぬめりとして足が重かった。なかなか進めなかったけど、いっぱい植えられて楽しかった」「苗を挿すのは難しかった。昔は機械がないから大変だと思った」などと感想を述べました。
6月24日には、大豆の播種とラッカセイの苗の定植、田んぼの生き物調査などを行う予定です。