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しっかり学び担い手に 「いちじくスクール」7期生8人スタート

  • いちじくスクール

2023/4/12

  • 新たに入校した7期生とスクール関係者

JAあいち中央営農部園芸課産地対策室は4月12日、JAが管理運営する「いちじくスクール」の入校式を安城市福釜町のJA安城西支店で開きました。7期生8人が入校。6期生2人と合わせて10人が1年を通して栽培管理や収穫、出荷、販売まで、県西三河農林水産事務所農業改良普及課と経済連、JA、JAいちじく部会のサポートを受けながら学びます。

7期生を代表して梶川吉治さんは「当地の特産果樹であるイチジクの栽培技術など多くの技巧を1年間の受講で習得する。卒業後にはイチジク農家として地域農業に貢献していきたい」と誓いの言葉を述べました。

JAの鈴木重幸経済担当常務は「JA管内は全国有数のイチジクの産地。部会員の努力により、市場からも高い評価を受けている。受講生も高品質でおいしいイチジクが生産できるように、しっかりと栽培技術を習得してもらいたい」と激励しました。

農業改良普及課の籾井隆志課長補佐は「果樹栽培は1年に1回しか経験できないので、講習会ごとにしっかりとイチジクを観察してほしい。生育作業記録をつけて、過去の作業から、現在の作業そして今後の作業につなげてもらいたい」と話しました。

部会の石川誠副部会長は「資材が高騰する中での就農になるので、行政やJAからの補助をしっかりと活用してもらいたい。卒業後、自営業になると代わりになる人はいないので、無理しすぎてしまわないように。徐々に栽培技術を習得・向上していってもらい、将来は部会員になってもらいたい」と話しました。

JAでは産地の維持拡大を目指し、イチジクの新規就農者として販売農家を目指す人を支援するため、2017年度からイチジク生産者を育成する「いちじくスクール」を開校しています。