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小学生と保護者 郷土料理作る 知立ブロック

2023/2/11

  • 相談しながら型に色の付いた生地を詰めていく参加姉弟

JAあいち中央知立ブロック(知立支店、知立西支店、知立東支店)は2月11日、知立市新池の同JA知立支店で同ブロック管内の小学生とその保護者を対象とした親子参加型食農活動「まいマイ知立(ともだち)っ子Club」を開きました。「まなぶ・あそぶ・たべる」をテーマに、安全・安心な農畜産物や農業の大切さを親子や友達とともに楽しく学ぶことが目的で、2年目の取り組みです。

同活動は登録制で年5回開かれます。登録している13家族からその都度参加募集しています。今回は今年度最後の5回目の活動で5家族16人が参加。愛知県の郷土料理の「おこしもの」とバレンタインに向けた「チョコスイーツ」づくりを楽しみました。

「おこしもの」づくりでは、同ブロックの女性組織「きらら知立」の役員4人が講師を務めました。参加者は講師の説明を受けた後、米粉にお湯を入れて練った生地と講師が用意した赤・黄・緑色の色粉の付いた生地を木型に詰めて成型していきました。成型後は、講師が蒸し器で蒸し、完成した「おこしもの」を見た児童は「テカテカしている。キレイ」と喜びました。同組織代表の加藤美智子さんは「郷土の季節料理でも、若い人にはなじみがないと思うので、知ってもらう良い機会になった。子どもの発想は自由で、色を組み合わせて新しい色の生地を作ったり配色も独自性があったりして、とっても素敵なおこしものができた。地域の人たちと一緒に達成感を味わうことで、出会いや交流が生まれ仲間意識を育む機会になればうれしい」と話しました。バレンタインデーが近かったことから、マシュマロや地元産のイチゴに溶かしたチョコレートをコーティングするチョコスイーツづくりも楽しみました。児童は「おこしものは型に押すのが大変だった。難しかったけど、楽しい」と笑顔で話しました。

同ブロックの杉浦義彦ブロック長は「“食べること”“食物を生産する農業”の大切さを伝え、親子で一緒に楽しんで行う活動は重要だと思っている。子どもの頃JAで体験したことが思い出に残ることで、大きくなってからJAを利用するきっかけになれば」と話しました。