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農畜産物共進会 最高位に齋藤さん

  • 碧南地区農業まつり農畜産物総合共進会

2023/1/20

  • 出品物の色や形状、そろいなどを確認する審査員

JAあいち中央は1月20日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で「2022年度JAあいち中央碧南地区農業まつり農畜産物総合共進会」を開きました。同共進会は、農畜産物の改善と農業技術の向上を図るとともに、優秀な農畜産物を公開し、産地の発展と消費者に地元農畜産物を知ってもらい地域農業を理解してもらうことを目的に毎年開いています。

同市内の生産者からニンジン・トマトなど野菜類145点、カーネーションをはじめとした花き・観葉類36点、大豆など穀物・卵類12点の計193点の出品がありました。愛知県や市、JAの関係者ら26人が審査。最高位の愛知県知事賞には、ニンジンを出品した同市志貴町の齋藤銀治郎さんが輝きました。

審査長を務めた県西三河農林水産事務所農業改良普及課の鬼頭功課長は「上位に選ばれたものは、技術や品質の向上の手本としてふさわしいものが多く、目的にかなった共進会となった。碧南地域は、生産者、市、JA、県が力を合わせて農畜産物のブランド化に熱心に取り組んでいる地域。その取り組みが功を奏して、消費者ニーズにあった高品質な農畜産物が多数出品されていた。生産者には、今後もきめ細やかな栽培管理や土づくり、農薬使用基準の遵守など、安全・安心で、消費者の方々に喜んでいただける農畜産物の生産をお願いしたい」と講評しました。

JAの三島孝二碧南地区担当理事は「この共進会は生産者の相互研鑽の場として期待している。受賞した農産物を見て次の目標にと各生産者が頑張ってくれる。そういった生産者の思いをくみ取って審査いただきたい」と話しました。

出品された農畜産物は1月22日に開いた碧南地区農業まつりで一般公開し、展示後は同市内の社会福祉施設に寄贈する予定です。