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児童らが植えたお米を試食

  • 安城市立桜井小学校

2022/12/01

  • 児童と一緒に塩むすびを作る水稲生産者(右)

安城市立桜井小学校の5年生児童は今年度、総合学習で米づくり農業体験学習プログラムを行っています。12月1日には、安城市小川町の同校で田植えや稲刈りの体験など同プログラムに協力してくれた同校管内の農業者を中心に構成される農用地利用改善組合の組合長2人と水稲生産者6人を招き「おにぎりを食べる会」を開きました。

同校では、今年度初めて同プログラムに取り組んでいます。児童は、田植えや受贈した鋸鎌を使った稲刈りの体験、農家の話を直接聞くなど地元農家協力のもとお米について学んでいます。今回は、同プログラムで稲刈り等した「あいちのかおり」を農家と一緒に食べたいという児童からの提案で行われました。

当日は、JAあいち中央桜井支店の女性組織「イキイキレディース」のメンバー3人が「おにぎり名人」として助っ人に登場。児童らに、外はしっかり中はふっくらとした形の良い山型のおにぎりの作り方などを指導しました。おにぎりは、お米の旨みが一番感じられる塩むすび。児童と農家はメンバーからのアドバイスを受け、それぞれ自分が食べる塩むすびを完成させました。

おにぎりを食べた児童は「もちもちしていた」「自分たちで田植えと稲刈りをしたお米だからかいつもよりおいしく感じた」「これから農家さんのありがたさを感じて食べたい」など食べた感想や地元農家への感謝の気持ちを伝えました。その後、農家やJAへの感謝のメッセージが手渡されました。

水稲生産者の林茂樹さんは「どのようにしてお米が作られているか知ることも大事。『おいしい』という声が多かった。お米に対する気持ちが変わり、少しでもたくさんごはんを食べてくれるようになるとうれしい」と話しました。

同学年では今後、今年度地元農家から学んだ「米」や「農家の米に対する想い」に対して、恩返しできるよう考えていきます。