生協と連携広がる 農産物販売でタッグ
2022/6/29
JAあいち中央営農部園芸課園芸販売強化対策室は6月29日に、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、生活協同組合コープあいちが販売する碧南市産のスイートコーンを手渡しました。JAは昨年のスイートコーンの販売から同生協との販売連携を開始。一年を通じてイチジクやチンゲンサイ、ニンジンなど5品目の農産物を取り扱ってきました。
JAが配送スタッフを生産現場に案内したり、消費者に推進する前に配送スタッフが実際に販売品目を食べたりすることで、商品の魅力を消費者へ伝える工夫がされてきました。販売後には生協により、消費者から食べた感想やメッセージがとりまとめられ、生産者やJAに伝えられるなど産地と消費者をつなぐ取り組みも行ってきました。
コープあいち西尾センターの福田健司センター長は「生産者やJAの苦労が分かり、大変勉強になる1年だった。楽しみにして注文してくれる方も増えた。今後も適正価格で安定供給し、旬のおいしいものをお届けしていきたい」と話しました。
同室の岩間啓史さんは「地元の方々へ旬を直接届ける機会をいただき、とても感謝している。朝採りだからこそ味わえるプチっと口の中に広がる甘さ・旨味を体感してもらえたと思う。今後も連携を通じて、地元農産物をさらに好きになってもらいたい」と話しました。
JA職員(左)からコープあいちの職員に手渡される朝取りスイートコーン