米の特徴、説明できる?
管内産7種類、職員試食会 支店の自己販売強化
2022/6/28
JAあいち中央営農部農畜産課米販売強化対策室は、米の自己販売拡大の取り組みの一つとして支店職員へのお米の試食会を始めました。支店での米販売を強化するため支店職員がJA管内で栽培されている米の特徴を把握することが目的で、今年度初めての取り組みです。
同室は、5月のJA支店長会議で全支店長に試食会の実施について説明。希望のあった支店の内部会議または昼食時にお米を用意し、支店職員が試食します。試食会では、管内で栽培されている米「コシヒカリ」「あいちのかおり」「ミルキークイーン」「マイマイ米」「ひとめぼれ」「きぬむすめ」「ハツシモ」の7品種を食べ比べます。品種当てクイズのほか、「普段どこで米を購入するか」「一番おいしかった米の番号は」などのアンケートを行います。
6月28日には、安城市姫小川町のJA桜井支店で試食会が行われました。参加した支店職員26人は、ラップに包まれた米を順番に1種類ずつ食べ比べました。品種当てクイズには、ヒントとして各品種の特徴を明示してあるものの、支店職員は食べ続けるほど悩みながら回答していきました。クイズの平均正答率は約2問と難問だった様子です。最多の4品種正解した2022年度新採用職員で同支店の安藤一馬さんは「管内で7品種もお米が作られていることも初めて知ったし、こんなにたくさんの品種を食べたのも初めて。一番おいしいと感じたお米は当てることができたが、どれもおいしくてヒントを見みながらでも難しかった。今後のお米のPRにつなげたい」と話しました。
同室の柳詰恵一副考査役は「支店での米の取扱を増やしていくためには、職員の協力は不可欠。地元の米の、味など特徴を知ってもらい支店とともにPRしていきたい」と話しました。
現在、同支店を含め2支店で試食会を実施。今後も、要望のある支店で試食会を行っていき、アンケートで人気の品種を使用した特別キャンペーンを企画する予定です。
真剣にお米を見比べたり
食べ比べたりする支店職員