農業用水確保など県知事を表敬訪問
2022/6/24
JAあいち中央は6月24日、名古屋市中区の愛知県知事公館を訪れ、石川克則組合長がJA営農部会部部会長、JAいちじく部会部会長らとともに大村秀章知事を表敬しました。表敬では県が6月補正予算において措置した農業用水確保に向けた取り組みや、営農再開に必要となる農業資材の経費への支援に対するお礼とともに、営農の現状について報告しました。
石川組合長は「発生から素早い対応をいただけたことを、西三河4JAを代表して感謝申し上げる。現状出荷されているハウスイチジクを持参したので、その品質が維持されていることをお確かめいただきたい」と話しました。
大村知事は「中部地方のポンプ車をかき集めて、通水に努めている。地元の住民にも協力いただきながら、1日も早い復旧作業を進めていきたい。生産者からの意見をしっかり聞いて、今後の対応を進めていきたい」と話しました。
JA営農部会の神谷力部会長は「一部で田植えが間に合わなかったが、迅速な対応のおかげで概ね完了した。7月中旬には出穂期を迎え、また水が必要になってくる。引き続きご協力をお願いしたい」と話しました。
JAいちじく部会の野村吉子部会長は「ハウスイチジクの栽培には数件の影響が出ているが、出荷に関しては品質基準を下げることは無いので、高品質なイチジクを出荷できている。今後の露地イチジク栽培については、水不足によりどのような影響が出てくるかは分からない。県普及課やJAと相談して栽培方法を考えていきたい」と話しました。
ハウスイチジクを受け取る
大村知事(右から2人目)