収穫楽しみに大豆の種まき
2022/6/18
大豆の会
JAあいち中央知立ブロックの女性組織「大豆の会」は、自分たちで無農薬の大豆を育て、味噌づくりといった加工まで大豆栽培を通じた食農教育を行っています。食の安全・安心や食育に関心のある地域住民らで構成される会員は30代~70代と幅広く、地域の仲間との交流を通じて、地産地消の大切さや農産物への感謝の心を育んでいます。
6月18日には、今年度の活動スタートとなる「大豆の種まき」が、知立市八ツ田町の15アールの圃場で行われ、会員とその家族56人が参加しました。同会役員が早朝から圃場の準備をし、参加者は30~35センチメートル間隔で3粒の種をまきました。種まき後は、色とりどりの広告を圃場に散らして、防鳥対策を行いました。
作業に参加した会員は「この会で栽培した大豆を使った味噌作りはもちろん、エダマメとして収穫できるのも家族が楽しみにしている。みんなと協力して楽しく種まきできた」と話しました。
同会代表の野畑民子さんは「土に触れる機会が少ないお子さんに経験させたいと一緒に参加している人もいる。種まきと収穫だけでなく、その間の管理作業も一緒にやってもらうことで農産物を育てる大変さも知ってほしい。手前味噌をつくるため、しっかりと管理をして今年も良い大豆を作っていきたい」と話しました。
今後は7月に除草作業、10月に枝豆収穫、11月に大豆の刈り取り・脱穀、12月から自家製味噌作りを予定しています。
大豆の種をまく会員家族