朝取りコーン収穫が本格化
2022/6/8
JAあいち中央管内の碧南市でスイートコーンの収穫が本格化しています。今作は4、5月の気温が低く、生育が3日ほど遅れましたが、生産者の十分な防除と選別により品質は良好です。甘みの乗った高品質なスイートコーンが出荷されています。7月中旬まで、地元産直店舗や大手量販店、中京市場へ出荷します。6月中は碧南市のふるさと納税の返礼品や、JAの農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも購入することができます。
同市では16人が約20ヘクタールで「味来」「ドルチェドリーム」「ピクニックコーン」の3品種を栽培。糖度が高く、生で食べられるほど皮が柔らかい「味来」が約9割を占めます。JAの碧南あおいパーク産直やでんまぁと安城西部には、取れたてが店頭に並び、午前中に完売することもあります。
スイートコーンは夜間、光合成でできた糖分を蓄えるため、深夜に収穫します。市内でスイートコーンを栽培する山中めぐみさんは、深夜2時から収穫作業を進めます。収穫されたスイートコーンは自宅に運ばれ、外葉を取って重さや大きさを選別し、箱に詰めて出荷します。
山中さんは「早起きも作業も大変。それでもより甘く、消費者に喜んでもらえるスイートコーンを届けたいので頑張れる。ぜひたくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。
深夜からスイートコーン収穫する
山中さん