赤シソピーク 高単価に期待
2022/6/7
碧南しょうが・しそ部会
JAあいち中央碧南しょうが・しそ部会は6月7日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で赤シソの中間目ぞろえ会を開きました。部会では、出荷始まりの目ぞろえ会に加え、品質の維持・向上を図るため、赤シソの需要がピークを迎える時期に合わせ、抜き打ちで行っています。部会員や市場担当者ら14人が参加しました。
目ぞろえ会では、生産者ごとに出荷された箱から赤シソを取り出し、大きさや茎の長さ、色、箱・袋の重量などを確認しました。今年の赤シソは、今年は3月の播種以降、気温が低く出荷の遅れが予想されたが、生育時に気温が上昇したことに加え、雨が続いたことから回復。例年並みの出荷となりました。色・ツヤ・品質ともに良好な出来です。
部会の片山伸也部会長は「赤シソの栽培歴が長い部会員が多く、選別をしっかり行うという意識が醸成されている。出荷基準を再確認してもらい、今後も高品質な赤シソを出荷していきたい」と話しました。JA営農部碧南園芸課の杉浦純さんは「今年の梅は生育が遅れており、例年より赤しその出荷期間が長くなることも予想される。市場や経済連と連携をとり、高単価が続くように販売していきたい」と話しました。
部会は11人が、約14ヘクタールで赤シソを栽培。現在は、日量約1400ケース(1ケース300グラム×10袋)を集荷。7月上旬まで名古屋や岐阜といった中京市場を中心に、関西、関東、北陸地方へ計120トンを出荷します。また、JAのオンラインショップ「碧海そだち」でも販売しています。
赤シソの大きさ、茎の長さなど出荷規格を確認する部会員ら
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