地域農業理解深めて 農家に赴き体験 新採用職員に自覚促す
2022/6/6
JAあいち中央では、「JAあいち中央の求められる職員像」に掲げた「JAの理念・役割を理解し、事業・活動を実践できる職員」を育成する方策の一つとして、新採用職員に対し、管内の農業を“自ら調査”し、かつ実際に農家に赴いて農業を“体験”することを通じて、農業理解を深めるとともに農業協同組合職員としての自覚を促す取り組みを2012年度から行っています。
6月6日には、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で、2022年度に入組した新採用職員25人に“地域農業・農協の理解促進”への取り組みにかかる事前研修会を開きました。JAの渥美純一代表理事専務は「JA管内でも地域で特産は異なる。配属先の地域農業をぜひ知っていただきたい。農業体験では慣れない作業で大変かと思うが、農家の方の協力を受けながら研鑽に努めてほしい」とあいさつしました。
所属部署管内の主要農畜産物の調査を行うための事前学習として、営農部門の所属長からJAの営農・産直事業、園芸作目や農畜産物のほか、JA管内各地区の主要農畜産物などに関する説明を受けました。
今後は所属長が選定した受け入れ農家に赴き、7月から12月の間に3日から5日程度の農業体験や地元の営農改善組合などが主催する農業体験教室に参加する他、3月には農業体験発表会を開く予定です。
営農部門所属長の話を聞く新採用職員