圃場巡回で生育を確認 小玉スイカ甘味十分
2022/6/5
刈谷露地園芸部会「SKI」
JAあいち中央刈谷露地園芸部会で特産の小玉スイカを出荷するグループ「SKI」は6月3日、刈谷市内の圃場を巡回し、生育状況を確認した。生産者や市場関係者ら9人が参加しました。
グループの生産者全員の圃場を巡回し、出荷間近の小玉スイカを収穫。同市東境町の生産者宅の倉庫で、1玉ずつ切って糖度や色、香りから熟度を確認しました。今年は、4月下旬から5月上旬にかけて気温が低く、着果のバラつきといった影響があったものの、その後は気温も上がり昼夜の寒暖差もあったことから、例年どおり甘み充分の小玉スイカとなっており、糖度は12~13。
セントライ青果株式会社の藤野幸道さんは「香りが強くジューシーで糖度も十分。今年も品質の良いスイカができていることを確認できた」と話しました。
6月5日には、刈谷市東境町の生産者宅の倉庫で目ぞろえ会を開き、サンプルの小玉スイカを並べて形状やキズ、出荷時の箱の詰め方などを入念に確認しました。
SKIでは、7人が約1.7ヘクタールで果肉の黄色い小玉スイカを栽培。甘味が強く、皮が薄いのが特徴。切らずに冷蔵庫で冷やせる食べきりサイズのため、人気が集まっています。
出荷は6月5日から始まり、6月中旬をピークに7月中旬まで。1玉2.5キログラム前後で、1万5000玉の出荷を目指します。
小玉スイカを切って、糖度や色、
香りを確認する生産者ら
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