栄養教諭が赤シソ産地を視察
2022/5/26
しょうが・しそ部会
JAあいち中央碧南しょうが・しそ部会は5月26日、碧南市亀穴町などで同市栄養教諭の産地視察を受け入れました。地元産赤シソの魅力を子どもたちに伝えるため、同市栄養教諭の谷麻美さんら2人が、生産者の畑などを見学しました。
JA碧南しょうが・しそ部会の役員から赤シソの種まきから葉が生るまでの管理、収穫や出荷の際の注意などを説明。圃場で赤シソの収穫を見学した他、洗いや選果・選別といった調整作業も見学しました。谷さんらは、熱心にメモを取って話を聞きながら、写真や動画も撮っていました。
谷さんは「取材をして初めて知ることもあり、大変勉強になった。子どもたちも映像を見ながら学ぶことで、強く印象に残ると思う。作成した動画は学校の中でしか扱っていないが、今後は家庭にも展開して地元の農産物を知ってもらえる機会を増やしたい」と話しました。
同部会の片山伸也部会長は「子どもたちに地元の農産物を紹介してもらう機会をもらえて感謝している。昨年度の紹介においても子どもたちの反応がとても良かったと聞き、今回の取材も喜んで協力させてもらった。認知度向上と理解促進につながれば」と話しました。
6月上旬の同市学校給食には、碧南産赤シソを使った「豆腐ハンバーグの赤しそソースかけ」メニューが提供されるほか、当日の様子を編集した動画が子どもたちに紹介されます。 同部会は、11戸が約13ヘクタールで赤シソを栽培。現在は、日量約1300ケース(1ケース300グラム×10袋)を集荷。和歌山県など梅産地の出荷ピークに合わせて出荷しています。
赤シソの洗浄作業を撮影する
栄養教諭ら
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