早期の給水再開を 東海農政局に要請
2022/5/23
JAあいち中央の石川克則組合長らは5月23日、名古屋市中区の東海農政局を訪れ、明治用水漏水災害の対策にかかる緊急要請をしました。農家が安心して営農できるよう、早期の給水再開と今後の日程開示などを求めました。
石川組合長は要請後、農政局が取水に尽力していることを感謝しつつ「(水がない状態では)限界がある。一日も早い復旧をお願いした」と話しました。同席したJA営農部会の神谷力部会長は、水稲について「あと1週間が限度と見ている。給水しなければ枯れてしまう恐れがある」と話しました。
同JA管内5市は、安城市を中心に明治用水の受益面積が大きく、用水全体の約8割を占める。水稲だけでなく、特産の梨やイチジクなど園芸作物への影響も懸念されます。
東海農政局長に要請書を手渡す
石川組合長(中)