へきなんたまねぎ品質維持・向上へ
2022/5/10
碧南玉葱部会
JAあいち中央碧南玉葱部会は5月10日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、出荷最盛期となる「へきなんたまねぎ」の品質検査をしました。部会では出荷するタマネギの品質維持・向上のため、4年前から年に2回、品質を検査しています。4月には「へきなんサラダたまねぎ」の品質検査を行い、今回「へきなんたまねぎ」の品質検査が行われました。
5月9日に出荷された「へきなんたまねぎ」秀Lを生産者ごとに1ネットを任意に抜き取り、出荷時の重量を確認。翌日、同部会の商品管理チームのメンバーやJA職員ら14人が、検査時の重量や入り玉数の他、キズや大きさなど11項目を検査しました。検査結果は生産者ごとにまとめられ、後日個別に通知されます。
同チームの小笠原一仁リーダーは「例年に比べタマネギの高値が続いている。だからこそ品質の良いタマネギを出荷することが大事。品質が良ければ自然と需要も上がる。フィードバックする結果をみて、今後の荷造りの参考にしてほしい」と話しました。
部会は、同市南部地区を中心に148人が約100ヘクタールでタマネギを栽培。県内一の出荷量を誇ります。4月末までの極早生品種を「へきなんサラダたまねぎ」、それ以降は「へきなんたまねぎ」のブランド名で、中京市場を中心に北陸や東北方面へも出荷。出荷は、6月下旬まで続き8000トンを目指します。
「へきなんたまねぎ」を入念に
検査する部会員ら
関連リンク