めざせ!!特産化 ラッカセイ定植
2022/5/7
高浜市高取地区高取みどり会
高浜市高取地区の農業者で組織される「高取みどり会」は5月7日、同市清水町のほ場で「ジャンボラッカセイ」の苗の植え付けを行いました。同会のメンバーや同地区の町内会役員、子ども会の小学生やその役員ら約70人が参加。同市が特産化を進める「ジャンボラッカセイ」をPRするとともに、農業を通して「食」に関心を持ってもらうことが目的です。
今年で8年目の取り組み。新型コロナウイルス感染症の影響により、これまで参加者を縮小して行っており、3年ぶりに小学生も参加し定植を体験した。今回は2グループに分かれ時間差で行うことで、密を避けました。
参加者は、同会の川角紀美代表から、苗の植え方等の説明を聞いた後、軍手とスコップを持ち、マルチの張られた畝に約635株の苗をポットから取り出し、丁寧に植えていきました。さらに、カラスによる被害が多いことからテグス糸誘引をしたり、忌避剤を設置したりと対策を講じました。
川角代表は「メンバーや地域の町内会の協力のもと、植え付けができた。直接土に触れ、体験することが農業への関心につながる。子どもたちの喜ぶ姿が活動の励みになる」と話しました。
今後は、関係者らが草取りや水やりなどほ場の管理を行い、9月17日には収穫祭を予定しています。
ジャンボラッカセイの植え方を
川角代表(右)から教わる参加者