生協組合員と田植え交流会
2022/4/23
JAあいち中央は4月23日、刈谷市小垣江町の60アールの水田で、生協組合員との田植え交流会を開きました。コープあいちとJAあいち経済連との産消提携活動の一環。生協組合員に、土に触れることで食と農に関心を持ってもらうことが目的です。
取り組みは2006年から始まりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で20年、21年は中止。3年ぶりに開きました。今回は13家族46人が参加しました。JAの職員から、苗の扱い方や植え方の説明を聞いた後、水田へ移動。苗の束を受け取った参加者らは、参加家族ごとに区分けされた水田に入り、同JA営農部会刈谷支部の部会員らと一緒に、提携米「コシヒカリ」の苗を植えていきました。
参加した親子らは「泥の中に足を入れるのはドキドキしたけど、楽しかった。田んぼの中には色々な生き物がいて面白かった」「なかなかできない経験をさせてもらって良かった。稲刈りするのが楽しみ。今後も子どもには色々な経験を積んでほしい」と笑顔で話しました。
コープあいち尾張南ブロックの荒木志津子ブロック長は「JAや生産者の協力があって開くことができた。イベントを心待ちにしてくれた組合員さんもいて、前回からのリピーターも多くいた。楽しんでいただけてなにより」と話しました。
同JAの加藤勝理事は「天候にも恵まれ、絶好の田植え日和となった。田植えを通じてお米を好きになってもらい、たくさん食べてもらいたい」と話しました。
例年は田植え後に、地元の野菜を使った豚汁と米「コシヒカリ」のご飯が振る舞われているが感染防止対策のため中止。管内産のお米を使ったおにぎりと自宅でも楽しめるバケツ稲栽培キットが手土産として渡されました。稲刈りは8月下旬を予定しています。
田植えを楽しむ参加親子ら