出荷ピークへ規格確認 ナス生育は順調 品質管理徹底を
2022/4/21
ナス部会
JAあいち中央ナス部会は4月21日、ナスの出荷最盛期を前に碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で目ぞろえ会を開きました。生産者、JAあいち経済連、市場関係者、JA職員ら約30人が参加しました。等級別に並べたナスを手に取り、色や形、大きさ、傷など、出荷規格を確認した。安定した出荷量が続いており、病気も目立ったものはなく生育は例年通り順調です。
セントライ青果株式会社野菜第三部の虫賀宏治課長代理は「昨年と比べ数量、単価等厳しい状況ではあるが、地元のナスを優先的に置きたいと皆さんへの期待も高い。市場としても精一杯販売していくので、しっかり目をそろえて1ケースでも多く出荷してほしい」と話しました。
部会の石橋秀幸部会長は「恒例の目ぞろえ。重油価格等エネルギー関係の値上げでなかなか厳しいが、売り上げを伸ばしていくためにもみんなで意見を交わし、しっかりとした品質管理に繋げていただきたい」と話しました。
部会では促成ナス栽培に取り組み、部会員7人が約1.6ヘクタールのハウスで栽培。愛知県が育成したヘタにトゲのない品種「とげなし輝楽」をJAあいち三河、JA西三河との広域共計組織「西三河促成なす部会」を通じ、「とげなし美茄子」のブランド名で共同出荷しています。7月上旬まで中京市場を中心に約200トンの出荷を予定しています。
出荷規格を確認する部会員ら
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