豊かな実りへ現地巡る スイカ圃場確認周辺草刈り徹底
2022/4/15
刈谷露地園芸部会
JAあいち中央刈谷露地園芸部会のスイカ生産者グループは4月15日、刈谷市北部地区のスイカ圃場で、生育や栽培管理状況を確認するため巡回を行いました。部会員や県、JA担当者ら16人が参加し、意見を交わしながら品質向上に向けて意識を統一しました。定植以降、病害虫の被害もなく天候にも恵まれ生育は順調です。
愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課の丹羽弘光技師は「2月から3月上旬にかけ、気温が平年よりやや低く推移したがその後は高く推移している。降水量がやや少なく、空気が乾燥して一部の圃場でハダニが見られる。病害虫防除のため、圃場周辺の草刈りや薬剤散布をお願いしたい」と呼びかけました。
同部会の近藤輝彦部会長は「ここまで天候も良く作業は順調。これからの交配、着果に向け、よりよい勉強会にしてほしい」と話しました。
同部会では14人が約3ヘクタールでスイカ栽培を計画している。6月上旬から7月中旬にかけて、地元の市場や産直店舗へ出荷します。内、6人の生産者がグループ「SKI」を組織し、全国でも珍しい黄色の小玉スイカを栽培しています。
スイカの生育状況を確認する部会員ら
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