甘いイチジク ハウス物本番
2022/4/15
いちじく部会
JAあいち中央管内の安城、碧南、刈谷の3市で、ハウスイチジクの収穫が本格的に始まりました。愛知県はトップクラスの出荷量を誇り、JAは県内一の産地。JAいちじく部会では部会員149人のうち、18人がハウス約3ヘクタールで栽培しています。
4月上旬から8月中旬にかけて、約73.5トンの出荷を見込んでいます。関東を中心に名古屋や岐阜、北陸の市場へ出荷。今作は生育期に日照量が多かったため着果が多く、平年より1週間程度実の充実が遅い。品質・着色はともに良好。品種は「桝井ドーフィン」と「サマーレッド」です。
安城市小川町にある約10アールのハウスで栽培する同部会の黒柳二三子さんは、早朝から収穫作業を行っている。イチジクは皮が薄く、傷つきやすいため、注意を払いながら丁寧に収穫。色づきや大きさを確認してパック詰めします。
黒柳さんは「12月から2月の着果期にかけてしっかりと冷え込んだので、甘くておいしいイチジクができた。少し冷やしてそのまま食べてもおいしいし、コンポートやドライフルーツにしても良い。旬の味覚を楽しんでもらいたい」と話しました。
収穫の最盛期は5月中下旬になる見込みです。
イチジクの色づき具合を見ながら
収穫する黒柳さん
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