ハウスイチジク生育・品質良好
2022/4/5
西三河地域のイチジク生産者でつくる西三河いちじく部会は4月5日、安城市赤松町のJAあいち中央総合センター内多目的総合集出荷場で、ハウスイチジクの目ぞろえ会を開きました。2022年度の出荷予定や、色や割れ、形など出荷規格を確認しました。本格出荷は5月上旬になる見通しで、8月上旬までに約101トンを見込みます。この時期のハウスイチジクは主に贈答用として、関東や中京市場へ出荷します。
目ぞろえ会にはJAあいち中央やJA西三河、JAあいち三河管内の生産者、集出荷場の検査員、県、JAあいち経済連、市場関係者ら約40人が参加しました。
今作は気温の低い日もあったが曇りの日も少なく、太陽光もしっかりあたり生育は平年並み。品質も病害虫の被害もなく良好です。共計出荷は1日から始まっており、予保冷出荷、連日集荷は12日から始まります。
同部会の野村吉子部会長は「これから気温も上がってくる予報で出荷が楽しみ。今日は市場担当者も大勢参加しているので、生産者の意見や要望などを直接伝えてほしい」と話しました。
経済連園芸部西部販売課の清田康宏さんは「昨年度からフィルムを貼った出荷としている。果実が擦れてキズが付かないようお願いしたい」と呼び掛けました。
市場担当者と出荷規格を確認する
部会員ら