出荷本番 規格など確認 早生カリモリ品質ばっちり
2022/4/1
カブ・かりもり部会
JAあいち中央カブ・かりもり部会は4月1日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、早生カリモリの目ぞろえ会を開きました。部会員や市場関係者ら8人が参加しました。
サンプルを手に取り、形や傷、色などの出荷基準、今後の出荷予定や出荷方法を確認しました。
早生カリモリは「あいちの伝統野菜」の一つ。奈良漬の原料となる他、しょうゆ漬けやみそ漬けなど主に漬物で食べられます。今年は2月の定植以降、気温の低い日が多かったことから、生育は例年に比べ一週間程度遅れているが病害虫などはなく、品質は概ね良好です。
市場関係者は「この時期のカリモリは競合産地もなく、漬物店からの要望の声も多い。特殊な時期であり青果物全体の動きは鈍いが、売り場を拡大できるようにすすめていきたい」と話しました。
部会の杉浦幸人部会長は「市場からの要望にできる限り応えられるよう出荷していきたい」と話しました。
部会は、2人が46アールのハウスで早生カリモリを栽培しています。今年の出荷は3月21日から始まり、5月中旬から6月下旬までをピークに8月上旬まで続きます。JAを通じて、県内市場や京都の漬物加工業者に流通します。総出荷量は約52トンを目指します。
サンプルを見て出荷規格を確認する
部会員ら
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