極早生タマネギ最盛期へ順調
2022/3/24
碧南玉葱部会
碧南市内で、極早生タマネギ「へきなんサラダたまねぎ」の収穫が始まりました。JAあいち中央碧南玉葱部会は、極早生で辛味が少ない品種を限定して「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で出荷しています。2022年産は、年明け以降の気温が低く、雨も少なかったことから生育の遅れが心配されたが、3月中旬からの好天により生育は順調。病害虫の被害も少なく、品質は良好。1500トンの出荷を目指します。今作からは販路を拡げ、JA農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも取り扱われます。
部会は148人が100ヘクタールでタマネギを栽培。「へきなんサラダたまねぎ」は生産者の約7割が29ヘクタールで栽培しています。収穫の最盛期は4月上旬。4月末までの期間限定で、名古屋や岐阜市場を中心に北陸へも出荷します。実が柔らかいため機械での収穫は行わず、1玉ずつ手作業で収穫し、葉と根を鎌やハサミで切り落とした後、1、2日圃場で天日干しして箱詰めします。
部会の杉浦満男部会長は「最盛期を迎えるにあたって、品質の維持を心掛けて、部会員一丸となって良い「へきなんサラダたまねぎ」をたくさん出荷していきたい。サラダとして食べても、ベーコン巻きにしてもおいしい。様々な食べ方で楽しんでほしい」と話しました。 碧南市では3月末から、市内の飲食店で「へきなんサラダたまねぎ」を使った限定メニューを提供するPRイベントを行っています。
「へきなんサラダたまねぎ」をPRする杉浦部会長
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