学び生かし実践へ いちじくスクール修了式
2022/3/15
JAあいち中央営農部園芸課は3月15日、安城市赤松町のJA総合センターで「いちじくスクール修了式」を開きました。同スクールの全過程を修了した4期生、県西三河農林水産事務所農業改良普及課、JAの職員ら10人が出席。同A営農部の杉浦康正部長が修了証書を手渡しました。修了生8人のうち、既に2人はJAのいちじく部会に加入。新たに1人が同部会に加入し本格的に栽培を始めます。
杉浦部長は「イチジクは一年中かわいがらないといけない作物。栽培管理の期間が長く大変だと思うが、その分おいしいイチジクができたときの喜びは大きい。ぜひ部会生産者となっていただきたい」と激励しました。
同普及課の河村直紀専門員は「人から学ぶだけで全てを習得するのは無理。ご自身の自己研鑽が大事だと思うので、このスクールを一つのきっかけにがんばってほしい」と話しました。
JAでは産地の維持拡大を目指し、イチジクの新規就農者として販売農家を目指す人を支援するため、2017年度から生産者を育成する「いちじくスクール」を開講しています。受講期間は2年間で講義は月2回程度。同普及課と同JAが指導に当たり、栽培管理や収穫、出荷、販売までサポートしています。これまで22人が修了し14人が同部会に所属しています。
杉浦部長から修了証書を受け取る
いちじくスクール修了生
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