21年度採用職員農業体験報告会
2022/3/15
JAあいち中央は3月15日、2021年度新採用職員による農業体験報告会を安城市御幸本町のJA本店で開きました。管内の農業を調査し、農家に赴いて農業体験することで農業への理解を深めるとともに、JA職員としての自覚を促すのが目的。11年目の取り組みで、JAの役員や幹部職員が出席しました。
報告に先立ち、JAの石川克則組合長は「農業経験のある新入職員が減ってきている中で、土に触れる貴重な経験となっている。体験を通じて地元農業への理解を進め、その後もやりがいを持って働いてほしい」とあいさつしました。
21年度新採用職員21人が、個人やグループで19の取り組みを発表。管内の農畜産物や生産部会、農業体験した内容などを紹介した他、体験を通じて感じたこと、今後の業務に活かそうと思うこと、農業者所得の増大に向け職員としてできることなどを報告しました。 ブランドニンジン「へきなん美人」の播種準備から間引き、追肥、収穫作業までを体験した碧南営農センターの平原斎さんは「農業に休みはなく、とても大変な仕事だと改めて感じた。今回の体験を胸に刻み、農家さんが効率的に仕事を進め、所得向上につなげられるような提案をしていきたい」と話しました。
農業体験活動では、6月から7月に事前研修として管内農業の概要と自部署管内の農家や農産物について調査し、主に7月から1月の間に1~5日間、農業体験をしました。
活動報告をする21年度新採用職員