冬春キュウリ収穫が最盛
2022/3/11
胡瓜生産部会
県下有数のキュウリ産地である安城市や碧南市、刈谷市で、冬春キュウリの収穫が最盛期を迎えています。3月から5月は、収穫量がピークを迎えるだけでなく、暖かくなることで根からの水の吸い上げが活発になり、みずみずしいキュウリが出荷されます。JAあいち中央胡瓜生産部会はJA西三河と共同販売で「三河みどり」というブランド名で出荷しています。ハウス栽培のため皮が薄く、パリッとした歯ごたえが魅力。中京・北陸市場を通じ、大手量販店で販売しています。
今作は、定植時期から安定した天候が続いているため、順調な生育となっています。生育前半の根張りの充実により収穫最盛期以降も良質なキュウリの出荷が見込まれます。
部会員の杉浦裕隆さんの圃場では、専用のカッターを使ってキュウリの収穫を行います。収穫されたキュウリは、JAあいち中央きゅうり選果場「カッパドーム」へ持ち込まれ、等階級ごとに選別、箱詰めされました。
杉浦さんは「みずみずしく、さっぱりとした味わいのおいしいキュウリができた。最盛期を迎え、店頭に並ぶことも多い。サラダや炒め物など様々な食べ方でたくさん食べてもらいたい」と話しました。
4月19日は「良いきゅうりの日」。同部会の部会員らが安城市の保育園、幼児園、小中学校に給食用のキュウリを寄贈する予定です。
一つずつ丁寧にキュウリを収穫する
杉浦さん
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