春作業へ準備着々 高品質赤シソ出荷へ播種
2022/3/10
しょうが・しそ部会
JAあいち中央管内の碧南市で赤シソの播種作業がスタートしました。JA管内は県内有数の赤シソの産地。和歌山県など梅産地の出荷ピークに合わせて出荷します。
JA碧南しょうが・しそ部会では、農家11戸が約13ヘクタールで栽培します。5月下旬から7月上旬に中京市場を中心に関西、関東、北陸地方へ年間約120トンを出荷します。部会では、軸の長さをできるだけ短くするなどの厳しい基準を設けています。通常の目ぞろえ会以外にも抜き打ちで検査を行うなど、良質な赤シソの出荷に取り組んでいます。
部会の杉浦芳彦さんは、43アールで赤シソを栽培。肥料を施し整地した畑に、刈り取り機の大きさに合わせた105センチ幅で筋を切り、一畝に4列、機械を押しながら種をまきました。収穫までに約2回土寄せを行い、畝を作っていきます。杉浦さんは「順調に発芽できるよう潅水など作業管理をしっかり行い、高品質な碧南の赤シソを出荷していきたい」と話しました。 赤シソの播種作業は3月中旬をピークに、4月上旬まで続きます。
機械で赤シソの種をまく杉浦さん
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