健康経営優良法人2022に5JA あいち中央ダブル認定
2022/3/9
JAあいち中央とJAの子会社となる株式会社あいち中央サービスは3月9日、「健康経営優良法人2022」に認定されました。JAは大規模法人部門で昨年に続き2年連続、子会社は中小規模法人部門で初の認定で、JAと子会社のダブル認定が実現しました。大規模法人部門は全国で5JA、県で2JAが認定されています。
JA人事部人事課は、職員の健康維持増進、ワーク・ライフ・バランスの取れた働きがいのある職場環境づくり・人づくりに取り組んでいます。職員の健康を支えることで、組合員・利用者へのサービス向上につなげたいと職員の健康づくりに力を入れています。今年度は、同社社員の健康づくりにも一緒に取り組みました。
21年度は、コロナ禍による職員間のコミュニケーション不足の解消と集まらずにできる健康増進活動を模索し、健康チャレンジカレンダーに取り組みました。カレンダーは、健康に関するテーマを設け、カレンダーに書かれているチャレンジ項目の達成の有無を毎日チェックするものです。部署単位、個人単位の2回行い、選んだテーマから日々の項目にチャレンジすると共に職員同士が声を掛けあうことで職員の健康増進と職員間のコミュニケーションを図りました。さらに、病気の予防・早期発見を重要視し、女性職員向けの乳がん検診や30・40・50・60歳に同市安城町の安城更生病院で人間ドックを受診できる節目健診の助成を行いました。
評価は、昨年度に比べ総合で6.7ポイント上がりました。経営理念・方針については16.1ポイント上がり、組織内での浸透や積極的な情報開示などが評価されました。同部の神谷真人部長は「役員が職員の健康を本当に気にかけていただいているため、健康管理活動が行いやすい」と話しました。
石川克則JA組合長兼子会社社長は「職員の健康は基。職員さらにその家族が心身ともに健康であれば、さまざまな活動を通じて組合員・利用者へ還元される。そのためには職員の心と身体の健康が不可欠。皆が健康で活気ある組織にしていきたい」と話しました。
「健康経営優良法人」は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
左から渥美純一専務兼副社長、
石川組合長兼社長、杉山厚副社長