小玉スイカ定植 しっかり管理
2022/3/8
刈谷露地園芸部会
JAあいち中央管内の刈谷市北部地区で3月上旬、小玉スイカの定植作業が始まりました。同地区は小玉スイカの栽培が盛んで、品種は「おおとり2号」。果肉は鮮やかな黄色で、強い甘みが特徴です。
JA刈谷露地園芸部会のグループ「SKI」では、6人が約1.8ヘクタールで栽培。6月上旬から7月中旬にかけて、地元市場や産直店舗に出荷します。1玉2.5キロ前後。市場には約1万5千個の出荷を目指します。
同市東境町の約30アールで栽培する同グループの川上充士さんは、施肥して整地した畑に、湿り気や地温を上げるためにマルチフィルムを被覆。パイプを挿してトンネルを作った後、約75センチ幅で苗を定植し、育苗キャップを被せていきました。川上さんは「朝晩の気温が低く昼夜の寒暖差があるので、トンネル内の温度などをしっかり管理し、おいしい小玉スイカを栽培していきたい」と話しました。
定植作業は3月下旬まで続く予定です。
小玉スイカの苗を定植する川上さん
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