加工品作り目標に2期生が意見交換
2022/2/24
ときいろカレッジ
JAあいち中央は2月24日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館2階で女性大学「ときいろカレッジ」の第3回講座を開きました。二期生12人と女性理事2人が受講しました。
同大学はJA運動や地域農業、農政、組合員としての役割りなどに関して学習することで、今後の組織活動をはじめ、事業・経営への参加・参画となりえる人材、女性組合員リーダーの育成を目指しています。二期生は地元農産物を使った加工品づくりを目標に、第2回講座から意見を出し合ってきました。2023年3月までに各グループが商品化に向けて取り組みます。
第3回講座では、JA産直店舗の特産加工品づくりに携わる産直振興部産直課の岩戸省二課長と株式会社ハコイデア吉川和孝代表取締役を講師に招きました。長く売れる商品とするために、考えるべきことや気をつけてほしいことなどが伝えられました。受講後は、前回出た様々な案から商品化の可否や改善点など現実的な話し合いが行われ、講師のアドバイスを受けながら開発する商品を決めました。
岩戸課長は「使いたい農産物、作りたい商品だけでなく、消費者の需要や価格など考えることがたくさんある。長く愛される商品を目指すために、いろいろなことを考えて商品開発をすすめてほしい」と話しました。
参加者は「簡単にできると思っていたが奥が深く、考えないといけないことがたくさんあると分かった」「アイデアはたくさんあったが、コスト面を全く考えていなかった」「プレッシャーだけどチームで協力して進めていくので、仲間意識も強まり楽しくできそう」などと話しました。
今後も話し合いや試作が行われ、完成した加工品は今後の座談会記念品でお披露目後、JA産直店舗で販売する予定です。
受講生にアドバイスする岩戸課長(左)