「へきなん美人」生産過程教える
2022/2/3
碧南市地産地消推進協
碧南市地産地消推進協議会は2月3日、同市浜田町の同市立大浜小学校でニンジン講習会を開き、同校の3年生児童約90人が「にんじんゼリー」の作り方やニンジンが出来るまでの過程を学びました。同協議会では、特産のニンジンを児童に知ってほしいと、同市で栽培しているブランドニンジン「へきなん美人」が一番甘くなるこの時期に毎年開いており、今年は市内3校の小学校で開きました。県で認定された食育の大切さや伝統料理等を伝える「あいちの技人」やニンジン生産者、市など6人が指導にあたりました。
例年、児童は講師からニンジンの調理を学び、試食しているが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響から行いませんでした。講習会を中止するのではなく、開く方法を講師と学校が模索し、講師が調理の見本を見せながら講義を進める形式を「デモンストレーション講座」と命名し行いました。指導後は児童が家で調理できるように、ニンジンがプレゼントされました。
児童は「「へきなん美人」を作っている農家さんに、直接話を聞けて勉強になった」「自分でも出来そうなレシピを教わったので、帰ったらやってみたい」と嬉しそうに話しました。
指導にあたった「あいちの技人」の杉浦千秋さんは「「へきなん美人」の美味しさが一番伝わり、作り方も簡単なことからゼリーを紹介しました。今後も機会を設けて、「へきなん美人」の美味しさを伝えていきたい」と話しました。
笑顔で「へきなん美人」について
説明する講師ら