トピックスレポート
もち米3合真空パック、客層にマッチ 「恵もち」周年販売期待
- でんまぁと安城北部
2022/10/23
もち米3合真空パック
安城市東栄町のJAあいち中央ファーマーズマーケットでんまぁと安城北部は9月初旬からJA管内産のもち米3合を真空パックに包装した「恵もち」の販売を始めました。来店者からは、使いやすいサイズと好評です。
「恵もち」の真空パックは、JA営農部農畜産課お米の販売センターで製造。従来の1.4㎏袋サイズが現在の消費者ニーズに合致しているか疑問に感じていた同センターの板倉巧所長が、同センターで製造するうるち米3合真空パックと同じ規格でもち米を販売してはと提案。同店舗で試験的に販売を始め、納品された40個は彼岸の時期が近かったこともあり、中旬には完売。急いで追加納品するほど人気で、消費者のニーズに合致した商品だったと確信しました。
同店舗の利用者層には高齢者や核家族が多く、少量サイズのニーズも高い。同店舗では、「従来の商品は大人数で集まるときや餅つきには良いが、おこわやおはぎなど普段の料理に使うには量が多く、気合を入れて使おうというときでないとなかなか手が出ないのでは」と感じていたといいます。「恵もち」の購入者からは「使いやすい量で良い」と好評で、市販のお赤飯の素などにも丁度良く、気軽にもち米を使って料理をしようと思えるサイズであることや、ストックとして買っておこうと思える真空パックであることが利用者のニーズに合ったと考えます。
同店舗の那須益美マネージャーは「産直店舗というと新鮮な農産物をたくさん買えるというイメージが強い。しかし、お客様のニーズに合わせた量を提供することも大事。これからの時期、地元産のお米やもち米を使ったおこわ料理をぜひ楽しんでいただきたい」と話しました。
もち米3合真空パックは1袋税込298円。同店舗のほか、JAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部、産直センター「道の駅」デンパーク安城、産直センター安城桜井で販売中です。