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研修中の農家がマルシェで販売

  • あおいパーク

2022/10/22

  • 写真商品をPRする生産者

碧南市は10月22日、碧南市江口町の農業活性化センターあおいパーク研修室で「へきなん農業マルシェ」を開きました。同市が進める6次産業化人材育成研修に参加する6軒の農家が出店。コロナ禍の影響から既存の販路が閉ざされ、新たな販路を見出すため、同研修を受講した農家が研修の成果を発揮することが目的です。

参加した6軒の農家は今年7月から研修を受講。マルシェなど直接販売で大切なことやファンをつくるためのPRを学んできました。4回目の研修となった同マルシェでは、イチジクやサトイモといった農産物やにんじんパスタ、ニンジンジュース、赤シソシロップといった加工品を販売しました。

マルシェに参加した農家からは「お客さんが来てくれるのか、来てくれたとしても対応できるのか、期待も不安もあった」「イベント開始と同時に多くの方に来てもらうことができ、予想以上の反応だった」「最初は慣れないところもあったが、お客さんの反応や講師の方のアドバイスを受けながら、少しずつ改善することもできた」「初めての挑戦だったが、良い経験をさせてもらう場に参加させてもらい良かった」などの感想が聞かれました。

同市経済環境部農業水産課の本多真係長は「今回のように出店して学ぶ体験型の研修は、実践的で座学よりも効果が高い。参加した農家の皆さんには、学んだことを活かし、更なる販路拡大に取り組んでいただきたい」と話しました。
今後、11月に5回目の研修を行い、同研修の総括を行います。