トピックスレポート
ジャンボラッカセイ品評会 最高位に伊藤さん(向山町)
- 高浜営農センター
2022/10/17
外観や大きさ、充実度などを確認する審査員
JAあいち中央高浜営農センターは10月17日、2022年度ジャンボラッカセイ品評会を高浜市本郷町の同センターで開きました。栽培技術や品質の向上が目的で、今年で6回目。同市の生産者から17点の出品があり、最高位の高浜市長賞には、同市向山町の伊藤詠子さんが選ばれました。
同市の吉岡初浩市長は「この品評会は高浜市の特産物としてみなさんによく知ってもらえるような取り組みの一つになっている。大きさ、実の入り具合、どれも立派にできている。高浜市の特産物として育っていくように一層の技術向上に励んでもらいたい」とあいさつしました。
品評会では、県、市、JAの職員ら4人が外観や種実の大きさ、形、色、病害の有無、充実度を審査。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の山科裕子主任は「例年より気温が高く、一日の内で天候が変わることも多くあったため、日照不足や虫の被害が心配され、管理も大変だったと思う。今回出品されたジャンボラッカセイは、品質、粒のそろいの良いものが多かった。特に受賞されたジャンボラッカセイは、色、形が良く大きさもそろっており、実の方の色、ツヤも良かった。生産者の技術の高さが品質の良さにつながっている」と講評を交え話しました。
JAの石川克則代表理事組合長は「ジャンボラッカセイはこの地域の特産物として非常に期待している。JAとしてこれからも高浜市の特産品ジャンボラッカセイをしっかり発信していきたい」と話しました。
同市では、ジャンボラッカセイを特産にしようと、14年に栽培に関心のある生産者へ種を配布するなど支援。それを機に本格的に作付けが始まりました。現在、34人が約1.3ヘクタールで栽培します。