トピックスレポート
石川喜平を知っていますか 明治用水開削測量200年記念で特別展
- 明治用水土地改良区
2022/10/13
石川翁の偉跡を分かりやすくまとめた特別展示
安城市大東町にある明治用水土地改良区水のかんきょう学習館は、明治用水開削測量から200年を記念して、測量した和算家・石川喜平の特別展を催しています。
石川翁は1788年に安城市高棚町で生まれ、測量、天文学の研究者であり教育者。明治用水の新開計画を考えていた同市和泉町出身の都築弥厚に協力を求められ、1822年からおよそ5年を費やして測量を完成させました。
特別展では、徳川幕府に用水開削の許可を願い出る「三河国碧海群新開一件願書」や石川翁が使っていたとされる木製の測量器具、算木、和算の専門書など30点を集めました。展示物からは、用水路開削による有益性を「国益の拡大」として尽力した偉人たちの強い思いが感じられます。
展示は10月30日まで。月曜休館。