トピックスレポート
児童がデイ見学 福祉施設すごい
2022/9/29
さまざまなタイプ車イスに触れ、違いを学ぶ児童ら
安城市立志貴小学校2年生児童4人は9月29日、生活科「町のすてき見~つけた」(町たんけん)の授業の一環で安城市尾崎町のJAあいち中央デイサービス安城北を訪れました。同学年では、自分たちが住んでいる地域の人や場所のすばらしさに気づくことができるよう、実際にその場所に行き、見学したりインタビューしたりしています。児童は4チームに分かれ、学区内の担当エリアで学んだことをまとめて後日発表し、学年みんなで共有します。
同施設への見学は、同グループの一人が地図を見て施設を発見したことがきっかけ。デイサービスでは、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として利用者と空間を分け、見学を受け入れました。
スタッフは、リハビリ機器の使い方や目的、トイレや浴室の高齢者福祉施設ならではの工夫など説明しながら案内しました。児童は「ここでは何をしているの」「ご飯はどこで作っているの」「ここまでどうやって来ているの」「お風呂や運動は何時するの」など気になったことを次々と質問しました。スタッフは、学校と照らし合わせて分かりやすく答えました。最後は4タイプの車イスをそれぞれの特徴とともに紹介し、児童は手で押したり座ったりしてその機能や違いを学びました。
案内したスタッフは「コロナ対策で利用者さんと距離をとっての見学となってしまったが、施設内を見たり車イスに触れたりすることで、福祉に興味を持ってもらえれば」と話しました。