トピックスレポート
サツマイモ種芋 貯蔵保存へ処理
2022/9/27
キュアリング貯蔵用に搬入された種芋を運ぶJA職員
JAあいち中央営農部碧南園芸課は9月27日、碧南市古川町のJA碧南北部営農センターで、甘藷の種芋の貯蔵保存処理を行いました。碧南市内の生産者7戸分の種芋が搬入され、全16品種546コンテナ(1コンテナ20キロ)が倉庫に積み上げられました。集められた種芋は2月末まで保存した後、生産者に戻されます。
従来、掘り取り時などで傷が生じた甘藷は腐敗して長期保存できないが、適度な温度と湿度管理で、傷の表皮下にコルク層ができて自然治癒を促すキュアリング処理をすることで、長期保存が可能になります。
同処理をする貯蔵庫内は、温度およそ35度、湿度約90パーセントに保ち3日間ほど置きます。その後、庫内を15度程度まで冷却します。
同課の糟谷亮太朗さんは「種芋の効率的な保存にはキュアリング処理が不可欠。適切な温度管理を行い、しっかりと管理していく」と話しました。