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昼休みに農産物買おう デンソー本社で出張販売 社員食堂にも使用

2022/9/8

  • 写真出張販売の売り場で買い物を楽しむ株式会社デンソーの社員ら

JAあいち中央産直振興部は6月23日から、刈谷市昭和町の株式会社デンソー本社内で出張販売を始めました。

同社の社員食堂で地元産の農産物を使用したいという意向を聞いた同市市役所がJAに相談したことがきっかけです。昨年1月から本格的に話し合いが行われ、同部が社員食堂で使う食材を納めるとともに、同社での出張販売をあわせて行う運びとなりました。初回の出張販売は同市特産の小玉スイカの出荷時期にあわせて設定されました。以降月2回の定期的な出張販売を行っています。

9月8日には5回目となる出張販売が行われ、JAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部で積み込んだ同市産のシャインマスカットを中心にJA管内産の新鮮農産物が約20点並びました。販売は午前11時30分からから約2時間行われ、同社の社員らが昼休みに立ち寄り、買い物を楽しみました。

同社総務部刈谷総務人事室の村中知里さんは「社員への周知が回を重ねるごとに広がり、会社で地産地消かつ新鮮な農産物を購入できる機会が喜ばれている。社員の福利厚生に関わる業務を担当している立場としては、会社生活の中で嬉しさや楽しさを感じてほしい。ピッタリの企画だと思っているので、今後も社員の二―ズを反映しながらぜひ継続していきたい」と話しました。

同部産直課の岩戸省二課長は「販売方法や周知方法などの課題を一つずつクリアして、利用者のニーズに沿った売り場にしていきたい。今後の出張販売で、地元の農産物を好きになってもらい、週末にはでんまぁとなど実店舗に足を運んでもらえるようになったらうれしい」と話しました。

同市産業環境部農政課の村中直美係長は「同社の社員は広い地域から来られているので、この機会に刈谷市の農産物を知ってもらいたい。販売に工夫をして、たくさんの農産物を購入していただけるようにしていきたい」と話しました。