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露地カブを播種 32トン出荷めざす

  • カブ・かりもり部会

2022/9/5

  • 写真播種機でカブの種をまく山中部会長

JAあいち中央管内の碧南市で9月上旬から露地カブの播種作業が始まりました。JAカブ・かりもり部会は部会員6人のうち4人が約50アールで栽培します。11月から2月末まで、中京地方の市場に32トンの出荷を目指します。

9月5日には碧南市港本町のJA碧南営農センター内トマト会議室で栽培講習会を開きました。部会員や県ら10人が参加。病害虫の発生状況や適期防除についての説明がされました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の山科裕子主任は「今後は気温が高く、降雨量も多いと見込まれ、病害虫の発生が懸念される。ゲリラ豪雨で傷ついた所から感染することも予想されるので、排水対策と防除をしっかりと行ってほしい」と呼びかけました。

部会の山中重信部会長は、12アールで露地カブを栽培。9月上旬から専用の機械を使い播種を進めています。肥料を施し整地した畑に、機械を押しながら種をまきました。播種から2、3週間後に間引きを行っていきます。

山中さんは「ダイコンと違ってカブは葉も商品。虫に食われないようにしっかり防除する。風で葉が傷つかないように強風の時は寒冷紗をかけるなどして、立派なカブを出荷していきたい」と話しました。
播種作業は9月中旬まで続きます。