トピックスレポート
おいしい新米を 検査スタート 規格しっかり2500袋に格付け
2022/8/26
サンプルを見て等級を確認する検査員ら
JAあいち中央営農部農畜産課は8月26日、安城市赤松町のJA総合センターで、2022年産米の等級検査に向け、検査規格を確認する目ぞろえ会を開きました。JAの農産物検査員や関係者ら15人が参加しました。
検査員らはカルトン(穀粒鑑定皿)に載せたサンプルで、米の整粒歩合や形質、被害粒の有無などで等級を確認しました。その後の初検査では、穀刺しを使い袋から取り出した米をカルトンに移し、目視で斑点米や未熟米の有無を規格に沿って検査し、「コシヒカリ」や「なつきらり」など、約2500袋(1袋30キロ)に等級格付けを行いました。
同課の稲垣豊久課長は「今年は明治用水頭首工の漏水があり心配したが無事に収穫期を迎えることができた。どこの場所で検査しても同じ等級となるようしっかり目をそろえ、規格に沿った適正な検査をお願いしたい」と話しました。
JA管内では22年度、約2500ヘクタールで「あいちのかおり」や「コシヒカリ」などを栽培。9600トンの集荷を予定しています。検査は10月下旬まで行われる予定です。