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良質果実ずらり 3人に市長賞 刈谷市品質改善共進会

2022/8/24

  • 写真出品物の外観や品質を確認する審査員

刈谷市果樹組合、JAあいち中央、刈谷市は8月24日、「第29回刈谷市果実品質改善共進会」を同市東境町のJA刈谷北部支店で開きました。最高位の刈谷市長賞には、梨は近藤祝光さん(刈谷市西境町)、イチジクは岡村昌史さん(刈谷市一里山町)、ブドウが永田広敏さん(刈谷市井ヶ谷町)が選ばれました。

共進会は、栽培技術の改善および品質向上を図り、果実の消費拡大に努め、同市の農業振興に寄与することを目的に開いています。市内の生産者から、梨3点、イチジク8点、ブドウ5点が出品されました。

刈谷市菓子工業組合や愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課、JAあいち経済連など6人が審査員を務め、玉ぞろいや形、色沢、傷の有無などの外観と、食味、果肉状態などの品質を審査しました。例年、消費拡大の観点から消費者による特別審査員も参加していたが、2年前から新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加は見送られています。

同普及課の河村直紀主任専門員は「今年は、梨については着果が良好で、出品されたものは形状もよく十分な糖度のものばかり。イチジクとブドウについては、6月の猛暑と7月の戻り梅雨の影響を大きく受け、栽培に苦労されたと思う。その中でも、イチジクは病害虫の被害もなく十分な糖度のものが、ブドウは粒が大きくボリューム感のある立派なものが出品されている。生産者のレベルの高さと日々の努力が感じられた」と講評しました。