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盆控え 菊万端 防除奏功し良質

  • 菊共撰組合

2022/8/5

  • 写真一本一本丁寧に菊を収穫する生産者

JAあいち中央管内の碧南市でお盆の需要に合わせた菊の出荷がピークを迎えています。この時期には1日に最大約25000本が、JAの選花場から出荷されます。同市は年間200万本の輪菊を周年出荷する産地です。

今年は梅雨明けが早く、6月の後半に猛暑が続いたため例年より3日ほど生育が遅れています。猛暑や曇天の繰り返しによる病害虫の発生が懸念されたが、各圃場でしっかりと防除対策をとった結果、例年通り品質は良好です。

JA菊共撰組合の藤関弘之組合長は「6月下旬から急に高温になったので、非常に作りにくい年だった。しっかりと選別をした品質の高い菊を出荷している。お盆に碧南の菊を、ご先祖様への供養として添えてほしい」と話しました。

JA営農部碧南園芸課の担当者は「例年に負けない立派な菊が出荷されている。お盆のお墓参りには、ぜひ碧南の菊を使ってもらいたい」と話しました。

同組合は8人が約3ヘクタールのハウスで、白の輪菊を主体に時期に合わせて品種を替えて周年で栽培。東北・関東を中心に中京地区の市場へ出荷しています。

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