トピックスレポート
しめ縄作りへ着々
- 元刈谷しめ縄会
2022/8/1
しめ縄用にワラを天日干しする会員ら
JAあいち中央刈谷中支店の女性組織「元刈谷しめ縄会」は、地元の子どもたちに農業やお米の大切さを伝える食農教育を目的に、毎年、刈谷市内の小学校やJAの支店などでしめ縄づくりを行っています。
8月1日には、同市内で穂が出る前の稲の刈り取りと乾燥作業を行い、同会員とJA職員あわせて13人が参加しました。圃場で刈り取った稲は、変色やカビの発生を防ぐために3日間天日干しし、裏表をしっかりと乾燥させた後、11月下旬から予定しているしめ縄づくりまで保管されます。穂が出る前に稲の刈り取りを行い乾燥させることで、しめ縄づくりに適したやわらかなワラになります。
同会会長の江川茂子さんは「昔からの作り方を大事にしており、手作業で田植えから収穫まで行っている。しっかり芯まで乾かして良質なワラに仕上げていきたい。11月には管内の支店でしめ縄づくり講習会を開く予定。地元のワラを使って学ぶ教室を、楽しみにしていてほしい」と話しました。