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特殊詐欺被害防止 傾向や対策を学ぶ

  • 「みのりの会」桜井地区

2022/8/1

  • 写真特殊詐欺について話す神谷巡査部長(左)

JAあいち中央助け合い活動組織「みのりの会」桜井地区は8月1日、安城市姫小川町の同支店で開かれた同会の勉強会で特殊詐欺被害防止について学びました。同支店を管内とする安城警察署から講師を招き、いまなお被害が減らない特殊詐欺の近年の傾向や対策を教えてもらうことが目的。会員14人が参加しました。

同地区代表で同会の稲垣晴美会長は「昔はオレオレ詐欺、今はいろいろな特殊詐欺が増えている。しっかりと勉強して、自分が気をつけることはもちろん、今日学んだことを家族や友人など周りの人にも伝えて被害防止の輪を広めてほしい」とあいさつしました。

勉強会では、同署生活安全課の神谷祐輔巡査部長が、同署管内で最近増えている特殊詐欺の手口と被害に遭わないための心構えや知識などを伝えました。神谷巡査部長は「特殊詐欺は、家族愛につけ込んでいる。思考能力を下げて助けたいという気持ちを強めてくる」と話し、「平常心を保つことが重要。固定電話は極力出ないようにすれば、被害に遭いにくい。迷惑電話防止機能付きの電話の設置は被害防止に有効な手段なので、ご自身の資産を守るためにも検討してほしい」と呼びかけました。

同署管内である安城市、知立市では、6月末時点で15件、約2500万円の特殊詐欺被害が確認されています。両市では、同機能付きの電話機等の購入費を補助する事業があるります(要申請、予算上限有)。