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特産で加工品 数量限定急げ 「梨ジャム」新登場 食感にこだわり

  • 梨ジャム

2022/11/17

  • 新登場の「梨ジャム」

JAあいち中央管内特産農産物の加工品づくりに力を入れている産直振興部産直課は10月下旬から、JA産直店舗でJA管内産の梨を使った「梨ジャム」の販売を始めました。梨は成分の多くが水分のため、これまでJA管内産の梨を使った加工品としては梨ジュースと万能たれの生産販売のみ。今回開発したジャムは、梨の食感を味わえる加工品として初めて登場しました。

梨ジャムづくりの構想は3年前から。当初の試作段階では、安城梨「豊水」の果汁のみを使っていたが梨の良さを感じにくかったため、ダイスカットした果実を入れて梨の食感を加えることにしました。「豊水」は実が柔らかく果実分として使用することは難しかったため、歯ごたえの強い安城梨「新高」を果実分に使用。一瓶の果実分は50%で、梨の食感が十分感じられるジャムが完成しました。

安城梨はJA梨生産部会がリレー栽培している6品種の梨の総称。「豊水」は果肉の柔らかさから日持ちがしないためロスが多く、同課では加工品用に買い取る量が多くなっています。

商品開発に携わった同課の岩戸省二課長は「梨の良さを知ってもらうために、食感を残すことにこだわった。品種を使い分けてそれぞれの良さを生かしているので、安城梨のPRにもなる。梨好きの人にも満足してもらえる商品になっているので、ぜひ食べてほしい」とPRしました。
「梨ジャム」は一瓶260グラム入りで税込540円。3960個の数量限定販売です。