家族でそば打ち 農家が教え体験
2020/12/28
JAあいち中央安城西部ブロックは12月28日、安城市福釜町の同JA安城西支店で、「冬休み親子そば打ち体験教室」を開き、同ブロック管内の家族16組が参加しました。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、午前・午後の2部制にし、問診票の提出や検温、アルコール消毒を徹底して行いました。
同支店では毎年、食農教育を目的として親子参加型の教室を催しています。この日は、管内で農業を営む石川正男さんが講師を務め、小麦粉:そば粉=2:8のニ八そばを作りました。粉と水を馴染ませる水回しから始まり、こね、のし、角だし、切りといった一連の流れを、子どもにも理解しやすいように丁寧に説明しました。
参加した親子らは「丸まった生地をきれいに伸ばすのが大変だった。コツを掴んだら、だんだんと出来るようになって楽しかった」「そば切り用の大きな包丁は重たくて、同じ幅で切るのが難しかった」と笑顔で話しました。
石川さんは「安城市は農業が盛んな地域。食べるものに興味を持ってもらい、地域を見直すきっかけになれば」と話しました。
安城西部ブロックくらしの相談員の岩井ゆかりさんは「家の光に載っている色々な記事を有効活用して、コロナ禍でも家で楽しんで過ごして欲しい」と話しました。
石川さん(右)から説明を受ける親子