樹上選果など 夏季管理学ぶ
2020/7/6
JAあいち中央梨生産部会は7月6日、安城市赤松町のJA総合センターと安城市東栄町のJA新安城支店で梨の栽培指導会を開きました。部会員ら約70人が参加し、樹上選果の考え方や病害虫防除など夏季の栽培管理を確認しました。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の中村遼太朗技師が栽培管理のポイントを押さえながら説明。「圃場巡回で確認したところ、例年並みの生育状況。梨は開花日から出荷日を予測できるので、それを目安に小玉果、変形果、傷果を摘果してほしい。特に小玉果は糖度、食味が低いので重点的に摘果し、大玉生産に励んでほしい」と話し、「今年はカメムシ発生園が散見される。第2世代の発生のピークがこれからくるので、成虫を確認したら早急に薬剤散布してほしい」と呼び掛けました。
部会では、91人が約36ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培しています。出荷は「愛甘水」が7月下旬から始まり、「新高」を最後に10月上旬まで続きます。安城梨として中京市場を中心に約160トンの出荷を目指します。
樹上選果の説明をする中村技師
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