赤シソ収穫スタート
2019/5/30
JAあいち中央管内の碧南市で、特産の赤シソ収穫がスタートしました。3月中旬から4月上旬の天候不良の影響により生育の遅れがみられたが、その後の好天により例年並みの生育となりました。色・ツヤ・品質ともに良好な出来。JA管内は愛知県内一の産地で、和歌山県など梅産地の出荷ピークに合わせて出荷しています。
JA碧南しょうが・しそ部会は、11戸が約13ヘクタールで赤シソを栽培。現在は、日量約1100~1300ケース(1ケース300グラム×10袋)を集荷。出荷は5月29日から始まり、7月上旬まで名古屋や岐阜といった中京市場を中心に、関西、関東、北陸地方へ総出荷量120トンを見込みます。
120アールで栽培する伊藤清衛部会長は、家族3人で早朝から収穫作業を行っています。生育状況を確認しながら、専用の機械で軸が入らないよう浅めに上部を刈り取っていきます。収穫した赤シソは水洗いした後、葉を傷めないようネットに入れて機械で脱水。その後、軸の長さを確認して袋に詰めます。部会は、出荷基準に軸の長さを設けています。消費者には、軸が短いので軸取り作業の手間が減ると喜ばれています。JAは、鮮度を保つために出荷後に予冷処理し、保冷車で運びます。
伊藤部会長は「ここ最近の好天で例年並みの生育になり、消費者にも喜ばれる赤シソになった。ジュースやゼリーなどで味わってほしい」と話しました。
専用の機械で赤シソを収穫する
伊藤部会長
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