タマネギ品質改善共進会を開く
2019/5/22
JAあいち中央は22日、碧南市港本町のJA碧南営農センター集出荷場で「2019年度玉葱品質改善共進会」を開きました。JA管内のタマネギ生産者が「七宝早生7号」や「アドバンス」などを中心に79点を出品。最高賞の愛知県知事賞に、同市二本木町の山田幹夫さんが選ばれました。
県や市、JAあいち経済連の関係者ら11人が、形やそろい、大きさ、色を審査しました。県西三河農林水産事務所農政課の穴井尚子主任専門員は「今年度のタマネギ栽培は、気温は高めに推移していたが、雨が少なく生育の遅れが心配されたが、出品されたものは、肥大が悪いものもなく、きれいに揃ったものが出品されていた」と講評しました。
JAの粂昭経済担当常務は「共進会の目的には生産者の栽培技術の向上がある。受賞された生産者から管理方法などを紹介いただくなど、多くの生産者に出品いただき盛り上がる仕掛けを考えていきたい」と話しました。
部会では161人が110ヘクタールで栽培。県内一の出荷量を誇る。6月末までに8800トンの出荷を目指しています。
その他の上位入賞者は次の通り。
碧南市長賞=岡本みち子
あいち中央農業協同組合長賞=榊原伸良
愛知経済農業協同組合連合会長賞=石川吉治
中京地域青果卸売市場愛知会長賞=榊原利彦
(敬称略)
タマネギの形やそろい、大きさなどを確認する審査
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